am02:00

目を閉じても寝られない。眠気より整理番号の方がどうしても勝ってしまう。
いつものののたん号と違いとにかく揺れるながら。
酒を全て飲み干し、とりあえず目を閉じていると、揺れと酔いの地獄コンボが胃袋から、喉元に、喉元からお口いっぱいに込み上げてきた。
久々の嗚咽に慌てて席を立つ俺。
幸いトイレは誰も入っていないようで、すんでのところで大惨事は免れた。
まったくお前はどうしょうもなくダメな男だと、洗面所で歯を磨く自分の姿を嘲笑した後、未完成の手紙を書き綴る。